「家具」は揃った。でも、何かが足りない?

こんにちは。「furninterior」編集部です。当サイトでは、テーブルやチェア、収納家具など、快適な空間を作るためのインテリア情報をお届けしています。

オフィスの改装やレイアウト変更をする際、機能的なデスクや座り心地の良いオフィスチェアを揃え、動線も完璧に設計したはずなのに、なぜか「無機質」で「味気ない」と感じてしまうことはありませんか?

もしそう感じるなら、足りないのは「有機的なライン」、つまり「植物(観葉植物)」かもしれません。

直線的なデザインが多いオフィス家具の中に、植物の柔らかな曲線や自然な色合いが入ることで、空間の緊張感が和らぎ、インテリアとしての完成度は劇的に高まります。植物は、言わば「生きているインテリア」なのです。

インテリアとしての植物。その「機能的」な使い方

植物を置くことは、単なる装飾以上の、空間デザイン上の機能を持たせることができます。

1. 視線を遮る「パーティション」として

背の高い観葉植物や、プランターボックスを並べることで、空間を緩やかに仕切ることができます。壁やパーテーションで区切ると圧迫感が出ますが、植物なら「抜け感」を残しつつ、視線をコントロールできます。ミーティングスペースや集中エリアのゾーニングに最適な手法です。

2. 空間の「フォーカルポイント」として

エントランスやオフィスのコーナー部分に、存在感のあるシンボルツリーを配置することで、視線を集める「フォーカルポイント(注視点)」を作ることができます。空間にメリハリが生まれ、訪れる人に洗練された印象を与えます。

3. 家具との「調和」を生む

木目調の家具にはもちろん合いますが、スチールやガラスといったモダンな素材の家具とも、植物は相性が抜群です。素材の冷たさを中和し、空間全体をモダンでありながら温かみのある雰囲気にまとめてくれます。

美しいインテリアを維持するための「管理」の課題

しかし、家具と違って植物には「寿命」があり、「手入れ」が必要です。

インテリアとして導入したはずなのに、葉が落ちていたり、枯れて茶色くなっていたりしては、かえってオフィスの美観を損ねてしまいます。また、鉢の周りが水で汚れてしまっては、清潔感も台無しです

カテゴリー : DIY