収納がうまく活用できない
収納というのは広ければ良いというものではありません。
どれだけ広くても、収納というのは限りがありますからきちんと整理をして収納していく必要があります。
また、物件によって収納の形も大きさも違うものです。
住む人が使いやすい収納にするためには、収納の大きさや形に合わせて入れたいものをうまく収納していくことが必要なのです。
そこで、ここでは収納する際に取り出しやすい収納にするためのコツを紹介していきます。
収納に見合った量のものを入れていく
収納の上から下までものがパンパンに入っているのは一見見栄えがよく綺麗に収納できているように見えるものです。
しかし、実際にはそのような状態では入れたものを取り出すことが大変になってしまいます。
また、そのようなパンパンの状態では新たに収納したいものが出てきたときに収納することができません。
そこで常に7割から8割ほどの収納率にして少し余裕がある状態にすることが望ましいです。
今現在収納の中が荷物でパンパンという人は一旦中を出してみましょう。
みてみるといらないものを収納しているということもありますし、必要以上に大きな箱で梱包をしており省スペース化ができるということもあります。
不要なものを取り除くことや、省スペース化しての収納をすることは整った取り出しやすい収納スペース作りにとても重要な作業です。
計画的に収納する
ものを収納する際には、きちんと使用頻度や誰が使うのかを考えて収納することが重要です。
子供が使うものを最上段に入れてしまえば、子供にとって不便になってしまいます。
また、年に一度しか使わないものを手前に置いて置くに毎週使うものを収納すれば、毎回取り出す際に手前のものを避ける作業が必要になってしまいます。
そこで、収納する際にはすぐにしまうのではなく、最初に収納計画を立てるようにしましょう。
収納したいものが何か、そしてどのくらいの頻度で使うのか、誰が必要とするのか、ということを考えて、使用頻度が少なく大人が取り出すものを奥から順に詰めていくようにすると、取り出しやすい仕組みを作ることができます。
皆にとって使いやすい仕組みを考える
収納をする際、見た目が美しいことやおしゃれであることにばかり目がいくことがあります。
特に最近では100円ショップや300円ショップでおしゃれな雑貨が販売されるようになり、整理収納グッズが豊富です。
そういったものを活用しておしゃれな部屋を作ろうと思う人も多いものです。
しかし、おしゃれであること以上に大事なことは実用性の高さです。
皆が使いやすくなければ作った仕組みをうまく使いこなすことができません。
そこで、おしゃれな箱に統一して収納する場合にも、収納したものが分かりやすいようにきちんと項目のラベルをつけるようにしたり、どこに何があるかがわかる図を扉に貼っておいたりという工夫をするだけで皆が使いやすくなりますし、綺麗な状態を維持できるようになります。