最近注目されているディアウォールとは
家に物が溢れてしまい、新たに収納家具を購入したいと思っても置く場所がないということで悩む人が多くいます。
そのような場合には、今あるものを処分するか、もしくは新たに収納スペースを確保するしかありません。
新たな収納スペースを確保するための方法として注目されているのがディアウォールです。
ディアウォールというのは、木材を床と天井に突っ張り棒のように配置して柱を作ることができるアイテムです。
釘を使うことなく柱を作ることができるので、賃貸物件でも利用ができるために人気を集めています。
このディアウォールを2本立てることによって壁に収納スペースを作ることができるのです。
ディアウォールの相場が1本あたり1000円ほどですから、かなりリーズナブルに収納が作れるということも人気の理由としてあります。
ディアウォールを使って壁面収納を作る
ディアウォールを使って壁面収納を作るにあたっては、いくつかの道具が必要です。
まずはディアウォールと柱となる角材、ものを置く場所となる棚板、棚受けです。
柱となる角材や、棚板については家の設置場所によってサイズが変わります。
そのサイズに応じて木材のカットをしなければなりませんが、最近では木材カットをホームセンターで無料や有料サービスで行ってもらえます。
これを活用すれば、正確に長さの揃った木材を用意することができ、仕上がりが歪んだり木材のサイズが不揃いになったりすることを防ぐことができますし、最も難しいカットの作業を自分でする手間を省くことができます。
必要な道具が揃ったら取り付けるだけです。
設置をする場所については壁と床、天井があればどこでも設置可能です。
キッチンの壁面に収納スペースを作ることもできますし、ベランダにも収納スペースを作ることができます。
ただし、ベランダの場合には木材が風雨にさらされることになるので保護塗料を塗っておいた方が安心できます。
ディアウォールの活用例
ディアウォールを設置するにあたっては工夫次第で様々なアレンジをすることができます。
例えば壁面収納として見える収納にすることもできますが、それ以外にも棚受けのところに突っ張り棒を通すことでハンガー収納をすることができたり、棚受けにフックをつけて収納力をあげたりということもできるのです。
また、自分でサイズ調整や棚受けの位置を調整することができるので、壁掛けのテレビのところに設置をしたり、キッチンの窓部分に設置をしたりしてデッドスペースになっている場所を有効利用することもできます。
使用方法は様々ですから、自宅の収納や家具の配置で悩んでいる人はディアウォールを活用することで悩みを解消することもできるのです。